あぎりさんぽ miniからの飛び火で炎上、引退!立ち絵作者の坂本アヒル氏から非難される!

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YouTube

動画配信者のあぎりさんぽ氏がXにて3月12日に永久にアカウント停止すると宣言されました。

あぎりさんぽ氏はニコニコ動画とYouTubeにVOICEROID動画をメインに投稿している配信者で、

YouTubeのチャンネル登録者数は14万人、ニコニコ動画では昨年『婚活パーティーで上司と鉢合わせたずんだもん』の動画がニコニコ動画アワード2023総合ランキング3位にランクインされています。

ニコニコ動画アワード2023とは・・・2022年11月27日から2023年11月19日までに投稿された動画を対象にニコニコユーザーが自薦&他薦を問わず”推し動画”集めユーザー投票で受賞作品を決めるニコニコ動画のアワード企画である。

引用元:ニコニコ大百科 より


あぎりさんぽ氏が炎上した原因と引退する経緯などを調べて見ました。


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miniのドカ食い気絶部からの飛び火

今回の騒動は、VOICEROIDキッチン系の動画投稿者miniのドカ食い気絶部が立ち絵問題で炎上した流れであぎりさんぽ氏に飛び火が回ってきたようです。

miniのドカ食い気絶部は1月末に”麺処きずな”のコラボグッズイラストの問題で炎上していました。

miniのドカ食い気絶部が普段使用している「紲星あかり」の立ち絵は山栗鼠氏の描いたイラストで、商用利用不可の条件がありました。
mini氏は他のイラストレーターに山栗鼠氏のイラストに似せるように指示をしてイラストを買い切り、コラボグッズに流用したのを山栗鼠氏にXで指摘され問題となりました。


※下の記事で詳細が見れます。



mini氏のイラスト騒動炎上の流れであぎりさんぽ氏の元に「あぎりさんぽ氏のYouTubeのメンバーシップのずんだもんバッチは規約違反ではないのか?」という問い合わせ寄せられ、Xにてあぎりさんぽ氏がその返答と説明をしたことがきっかけでした。

引用元:あぎりさんぽ X より

原因は?


あぎりさんぽ氏が立ち絵の利用規約を恣意的に判断し、模倣したものを商用化したことが原因となっています。

あぎりさんぽ氏がYouTubeの有料会員特典のずんだもんバッジは、元立ち絵に若干寄せたものを別のイラストレーターに有償依頼したもので、規約違反はしていないと判断し商用的に利用しました。

しかし、元立ち絵作者の坂本アヒル氏が”絵柄を模倣したものを第三者に有償依頼する”許可はしていないと強く非難し騒動に発展しました。

後述にもありますが、実際は模倣はしていないことがバッジのイラスト制作者によって明かされています。


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経緯は?

問い合わせがきた


miniのドカ食い気絶部の立ち絵問題の炎上の流れであぎりさんぽ氏に「YouTubeのメンバーシップのずんだもんバッジは規約違反ではないか?」という問い合わせが寄せられました。

あぎりさんぽ氏は動画でずんだもんというキャラを使用しています。

ずんだもんとは・・・キャラクター制作・デザインや動画アニメーションを制作するSSS合同会社が東北地方を応援するために企画された「東北ずん子プロジェクト」のキャラクターの1人です。「東北ずん子」の武器「ずんだアロー」に変身する妖精またはマスコットでVOICEROID化もされています。

引用元:ニコニコ大百科 より

あぎりさんぽ氏が動画で使用されているずんだもん立ち絵は、イラストレーターの坂本アヒル氏が二次創作したもので、有志で提供している立ち絵素材でした。

この坂本アヒル氏のずんだもんの非公式立ち絵素材は多くの動画投稿者に盛んに用いられています。


あぎりさんぽ氏はYouTubeのメンバーシップの会員バッジにずんだもんを使用していました。
これに対し規約違反ではないのかという問い合わせが寄せられ、Xで規約違反ではないと返答しました。

YouTubeメンバーシップとは・・・月額料金を払ってクリエイターを応援する機能で、会員は限定特典が受けられます。
限定特典にはチャットやコメントをした際にバッジが表示されるチャンネルバッジがあります。

立ち絵作者からの反論



あぎりさんぽ氏は規約に違反していない理由を、Xで説明されていました。

バッジのイラストの既存の立ち絵の流用ではなく、別のイラストレーターに有償で依頼して作成したもの。

若干寄せてはいるが、坂本アヒル氏の立ち絵の規約には「公式の規約に準じての商用利用や、改変・加工しての利用も可能です。」とあり、公式の規約に準じていれば問題ないと解釈

公式の規約に準じているかについては、公式にずんだもんのメンバーシップに絵文字を使用する許可を取った際のメールのやりとりの画像公開。

引用元:あぎりさんぽ X より

公式の返答は「このあたり、収益の按分が難しいと思うので当面の間ライセンス申請無しで大丈夫です」とのことでした。

公式では原則としてイラストは非商用であればクリエイターは利用を許可されています。しかし商用化する際には別途でライセンス契約が必要となります。


このポストを見た立ち絵作者の坂本アヒル氏が「”絵柄を模倣した絵を第三者に有償依頼する”ことについては誰も許可を出していない、そもそも立ち絵の規約で是非を判断すべきことじゃない。

詭弁を弄してグレーゾーンを無理矢理シロにするのはやめてほしいと引用リポストしました。

坂本アヒル氏の「改変・加工」とは、サイズを変えたり、服を変えたり、めがね等をかけたりしても良いという範囲のものだったのと考えられます。

miniのドカ食い気絶部の立ち絵騒動の際にも問題点となっていましたが、公式が二次創作を許可しても、二次創作した作品には二次創作した作者にも著作権が発生します。なので利用規約を守らなければトラブルになります。

謝罪後の翌日に永久アカウント停止宣言!

あぎりさんぽ氏はすぐに坂本アヒル氏に謝罪しました。

規約の「公式の規約に準じて商用利用や、加工・改変しての利用可能」の部分を「絵柄を模倣した絵を第三者に有償依頼する」件について認められてしまうと勝手に判断しメンバーシップバッジを作成たことを謝罪し、過去の全BB動画及びYouTubeのバッジを削除しました。


翌日には、今回の件について真摯な対応を検討した結果、坂本アヒル氏の素材を使用することは許されないと判断し、永久アカウント停止することを宣言。

その後の追記で坂本アヒル氏にブロックされていることを確認して、和解は難しいと思い、このような判断をしました。と最後のポストをされています。

現在の視聴者の方向けに動画は残していますが、公式と坂本アヒルからの削除通告を受けた際にはすぐに削除されるとのことです。
そして、メンバーシップ会員には今後メインコンテンツは更新されないので退会するようお願いされていました。


引用元:あぎりさんぽ X より



あぎりさんぽ氏が坂本アヒル氏に確認を取らなかった最大の理由は立ち絵の規約に「(ず・ω・きょ)」が付いていたためでした。

坂本アヒル氏のずんだもん立ち絵素材にはこのマークと公式の規約の範囲であれば大丈夫との記載がありました。商用利用や、改変・加工しての利用可能とのことでした。

あぎりさんぽ氏はこのマークは公式に利用判断を委ねるというものなので公式にのみ確認をとったとのことです。

公式では非商用利用の場合、二次創作したもに(ず・ω・きょ)との記載があれば、公式を標準にして従うとの意味になるとあります。使用に関しても東北企業や、クリエイターが自由に使えてることができますとのことでした。

(ず・ω・きょ)と書いてあると「東北ずん子・ずんだもんプロジェクトガイドライン準拠」という意味になります。​
東北企業さん、クリエイターさんが自由に使えることになります。​
クレジットの記入が任意だったり、申請無しで使われるのでどこで誰にどんな風に使われるかわからないのでわりと自由に使われます。​

引用元:東北ずん子ずんだもんプロジェクト キャラクター利用の手引き 非商用利用Q&A より

あぎりさんぽ氏は(ず・ω・きょ)のマークがあり、”商用利用”も出来て、”加工・改変”もOKという坂本アヒル氏の立ち絵を、第三者に模倣したもの作成し商用的に利用したようです。

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坂本アヒル氏が問題としているのは

突然の引退宣言をされたあぎりさんぽ氏に坂本アヒル氏は取り急ぎとして「問題としているのはあぎりさんぽ氏のポストの内容についてであり、それ以上のことに言及する意図はありません」とポストしました。


坂本アヒル氏は次のように説明しています。

あぎりさんぽ氏のポストでは、「坂本アヒルの絵柄を模倣することを規約で許可している」と誤解を招くので訂正が目的で引用リポストを行った。

氏のポストは「公式にずんだもんのバッジの利用許可はとった」(どのようなイラストを使用するかは伝えていない)

「第三者に絵柄を模倣した絵を依頼しても規約的にOK」という内容のものでありびっくりするほど何の筋も通っていない。

絵柄の模倣には節度を保てば問題ないと考えているが、今回は商用的に利用されており絵柄の模倣を大体的に許可してしまうと関係各所が不利益を被る可能性がある。

あぎりさんぽ氏のように影響力のある方が誤解を招くようなポストをしたことで訂正せざるを得なかった。

引用元:坂本アヒル X より


坂本アヒル氏のずんだもんはすでに商業展開がされているため、絵柄を模倣をして商用化をしてしまうと、関係各所に迷惑がかかってしまいます。


バッジのイラスト作者によれば

あぎりさんぽ氏のポストで「別の絵師に有償依頼した」に対してイラストレーターのみやち氏が別絵師とは自分であると名乗り出ました。

みやち氏によれば、有償依頼されたのは事実とのことでした。

しかし、「元たち絵に若干寄せてはおりますが」という部分は事実ではないとのことでした。
そして当時の依頼されたやりとりの画像を添付しました。「坂本アヒル氏の立ち絵に寄せるように」という指示は受けておらず、自身なりにあぎりさんぽ氏のずんだもんを描いたと主張しています。

なぜ、そのような発言をされたのかについて質問されたそうですが、返信はないとのことでした。

坂本アヒル氏の謝罪

今回の騒動に対し坂本アヒル氏がXで謝罪しました。

周囲の反応を軽んじて引用リポストし指摘したこと、内容も意図も分かりづらく、語気が強いものになったことなどの謝罪をしました。

引用元:坂本アヒル X より




謝罪と共に今回の騒動について以下のような内容を記述していました。

改めて問題としているのはあぎりさんぽ氏のポストの記述内容のみであることでバッジのイラストや立ち絵の改変素材の利用を禁止する意図はない。

「許可を出していない」=「禁止している」ということではなく、両者のグレーゾーンの中で他のファンや権利者に配慮しつつ、創作に関わる人たちやファンの方と盛り上げることが二次創作にて肝要である。

あぎりさんぽ氏をブロックしたのは相互不干渉こそが事態を悪化させない策だと思ったからだが、逆効果であった為現在はブロックを解除している。

ブロックが原因で和解困難な状況にしてしまった事を反省していて、あぎりさんぽ氏が引退しファンが悲しむ事は本意ではないので虫がいい話かもしれないが、思い直して欲しい。

気になる点

あぎりさんぽ氏はなんで、元立ち絵に若干寄せてはいるとの発言をしたのでしょうか?


実際にはそのような指示はされていないのに、なぜそのようなマイナスになるような発言をしたのでしょうか?
真意は分かりませんでした。この発言がなければ今回このような騒動にはならなかったと思われます。

そもそも模倣せずに坂本アヒル氏に依頼すればいいのでは?

他のイラストレーターに依頼するのではなく、坂本アヒル氏に直接依頼すればそもそも問題にはならなかったことも疑問視されていました。

この質問にはあぎりさんぽ氏自らが「坂本アヒル氏に依頼するのは敷居が高いと感じ躊躇してしまいました」と回答しています。


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引退撤回?!

坂本アヒル氏は3月21日のポストであぎりさんぽ氏と現在話し合いを開始していると報告されていました。

事実関係の整理をして、和解に向け調整中をしているとのことです。

そして、混乱を生んで迷惑をかけることを防ぐため今回の騒動に関する双方のポスト、あぎりさんぽ氏の引退発言についても合意の上で削除したとのことでした。

あぎりさんぽ氏の方はまだ声明は出されていませんが、和解された後には出されるかもしれません。

活動を再開できたとしても、この騒動でネットではあぎりさんぽ氏の過去の動画に対するパクリ疑惑についても目を向けられるようになり、今後の活動は厳しいと考えられます。

最後に

あぎりさんぽ氏のずんだもんバッジは個人的には、坂本アヒル氏の立ち絵を模倣したものとは見えない作品のように感じました。

若干寄せているという発言がなければ、あぎりさんぽ氏が引退する事にはならなかったのではないかと考えられます。

miniのドカ食い気絶部の騒動も、「元のイラストを別のイラストレーターに依頼し商用化」という点はかなり酷似していますね。

どちらも元立ち絵素材を有志で提供しているイラストレーターを軽視していた為に起こった出来事だったように思います。





最後まで読んで頂きありがとうございました。



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